建退共(建設業退職金共済制度)

kentaikyou

建設業で働く現場労働者のために、
国が作った退職金制度

(注)お問い合わせについて
このページは、広島県建設労働組合の組合員とその従業員に対する制度として、建退共の取り扱いを広報しています。
広島県建設労働組合を通じて「建退共(けんたいきょう)」に加入されていない方は、建退共へ直接ご連絡ください。
都道府県ごとの建退共問合せ先は こちら

(平成3年10月1日改正)

急に仕事ができなくなったら困るから、豊かな老後のためにも、万一に備えてもっとお金を貯めておきたいな。
小規模共済や中退共にも同時に加入していい?

建退共、中退共、小規模共済、どれも退職金の制度。一人の人が重複して掛けることはできません。※小規模共済は一部例外あり
全建総連が運営している年金共済「まごころ」なら一緒に加入しても大丈夫です。67才未満の組合員ならだれでも、1口5,000円から掛けられますよ。

お金を貯める制度は他にも、国民年金基金やIDeCoなどいろいろあるけど、どれがいいか分からないよ…。

年金共済「まごころ」は拠出型企業年金保険。自分で積み立てて将来私的年金として受け取れる制度ですが、積み立て金を一度にまとめて増やしたり、積み立てたお金の一部を払い戻したり、途中で月掛金を増額・減額することもできますよ。

私的年金制度(公的年金の上乗せ)として、他にも国民年金基金やiDeCoがあります。掛金の税控除や掛金の上限額も違うので、組合に連絡して、国民年金基金の職員に直接相談してみるのもいいですよ。

令和3年10月からの制度の特徴

〇運用利回りは1.3%
〇月々6,720円の掛金(1日320円×21日分) 
※掛金は組合費と一緒に納入します。
〇労働者は事業所で、一人親方は広島建労の組合員なら自分で積み立てることができます。
〇加入・請求などの事務手続きや、証紙の購入・貼り付けも、すべて組合が行います。
〇建設産業全体に適用されているから、事業所が変わっても継続できます。
〇共済手帳に証紙を貼り付けることで、掛金を積み立てます。
〇掛け始めに、国から50日分の補助があります。
※現在は証紙1日320円×50日分=16,000円分
〇252日分(約1年)以上積み立てたら、建設業をやめる時に一括で受け取ります。
※ただし504日分(約2年)未満の場合は、元本割れします(死亡による遺族請求はこの限りではありません)。
※他の退職金制度(中退共・小規模企業共済など)を掛けている方、賃金に役員報酬が含まれる方など、建退共を掛けることができない場合があります。詳しくは組合へお問い合わせください。

※令和3年10月より

納めた額と受け取る額の比較(令和3年10月1日改定後の額)

実質掛けた月数 実質掛けた日数 実質掛けた金額 退職金額
1年 10月 210日 67,200円 24,192円
2年 22月 462日 147,840円 161,280円
5年 58月 1,218日 389,760円 414,087円
10年 118月 2,478日 792,960円 893,559円
20年 238月 4,998日 1,599,360円 1,933,479円
30年 358月 7,518日 2,405,760円 3,038,919円
40年 478月 10,038日 3,212,160円 4,268,007円

お問い合わせ

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(土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)

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